このブログの読み方
このブログは「です、ます」体ではなく「だ、である」体で書いています。これは、より客観的な視点でブログに対する考え方を伝えるためです。
このブログの特徴
ブログは全体的なテーマと、1つの記事に1つのテーマで完結させるという一話完結型が多い。私も今まではそうしてきた。「職住隣接物語」は全体的なテーマと記事構成を先に作成していく方法をとっている。
「職住隣接物語」は、職住隣接というテーマについて体系的にまとめたブログである。
一般的なブログは1つの記事で1つのテーマを完結させる一話完結型が多いが、このブログでは全体的なテーマと記事構成を先に作成し、それに沿って記事を書いていく方法をとっている。
各記事は独立したものではなく、全体の中で相互に関連している。ブログ全体の構成を把握することで、読者自身も関連記事を自由に見つけて理解を深めてほしい。
記事構成の説明
記事構成で番号のついている部分を簡単に説明する。
① メニュー:[ホーム]のトップページ以外は、各章(カテゴリー)を表示する
② マーカー:記事の公開は章単位に行い、公開中と未作成の記事を色分けで示している
③ 記事名:記事名は簡略化しており、青字の場合は該当記事にリンクしている
④ ブログ内検索:検索語を含む記事を表示する
⑤ 最新の記事:新しい日付順に表示するので、記事番号は降順になる
⑥ ブログ運営者:簡単な表示のみで、別途[96 プロフィール]あり
⑦ 外部リンクボタン:[Pocket]は後で読む、[Feedly]は新着記事をまとめるサイト
⑧ Copyright と WordPress Theme:ワードプレスのテーマは[ルクセリタス]
記事は目次の順に公開していない。いくつかの記事を並行して作成しているので、章ごとに公開している。ブログを読みなれている人にとっては当たりまえのことが多い。
ブログを読みなれていない方々へ
ブログは1記事1テーマで作成され、投稿順(新しい日付順)に表示されるのが一般的である。したがって、常に最新情報を知るときには有効な手段だった。
現在では、最新情報を入手するにはSNSが一般的となっている。ただしSNSには文字数制限や動画の場合は時間制限などがあり、詳しい情報を入手することはできない。
このようなブログとSNSの特徴を活かすために、「SNSからブログへの誘導」という手法が多くなっている。
SNSをネットの入り口としている場合
SNSへの誘導はフォロワーの数やいいね!の数によって上位表示されるので、これらの数を増やすテクニック、または有料サービスの提供がネット上ではよく見られる。
この結果、儲かるのはSNSを運営するプラットフォーマーである。無料のSNSは広告収入で運営されるので、SNSの利用者が増えれば増えるほど広告が目に入るので、実際は利用者の一部が儲けを負担しているのだ。
SNSが登場する前は検索サイトからの誘導が主流だった。現在ではほぼGoogle検索をネットを制覇しているので、SEO(検索エンジン最適化)がブログに組み込まれるようになっている。
検索をネットの入り口としている場合
検索自体は無料で利用できるが、検索後に表示される広告が検索プラットフォーマーの収入源となっているのはSNSと同じである。検索を利用している一部の利用者が負担しているのも同じだ。
また、検索窓に入力すると、検索候補が自動的に表示されるが、これらも広告に関連付けられていても不思議ではない。
このような手法は、マスメディアではCMとしてよく使われている手法なので、ことさらインターネットだからというわけではない。
ブログやSNSのコメント欄
ブログやSNSにコメント欄があるのは、コミュニケーションを促すのが目的である。コミュニケーションばかりではなくスパム(迷惑コメント)、フェイク(偽情報)、詐欺まがいなどが問題視されている。
Eメールが一般的になったときにも同じような問題が生じて、ある程度は自動的にブロックしてくれるようにはなったが、なくなったわけではない。おそらくブログやSNSのコメントもなくなりはしないだろう。
ブログ記事やSNSの投稿は連続していない
ネットを利用するとマスメディアからの情報のように、完全に受け身なっているわけではなく、自分で情報を選択しているという意識が少なからずあるのではないだろうか。
たった1つの記事の一部を切り取ったり、SNSの短い投稿に対して、コメントや再投稿を繰り返すことによって、尾ひれがついたり、雪だるまになったり、果てはまったく違った誤情報になることがある。
災害時にSNSで「助けてください」とフェイクを投稿したり、記事の一部を切り取ってタイトルを大袈裟にした別記事にしたりとあとを絶たない。
このような情報に惑わされないように一次情報を確認することは確かに必要だが、一次情報を確認しながらテレビや新聞を見ていないのが現実だろう。いずれにせよ、情報源の選択には十分に配慮すべきだ。
鳥の目、虫の目、魚の目で情報を得る
情報を得るときには「鳥の目、虫の目、魚の目」で見るというのがある。鳥の目とは関して全体を見る、虫の目とは近づいて細かく見る、魚の目とは流れをみる、ということである。
また、「全体は部分の集合ではなく、部分は全体の一部ではない」と私は考えている。つまり、全体を短い投稿で表すことはできないし、短い投稿で部分を表しても正しい情報とはいえない。
「群盲象を評す」は「数人の盲人が象の一部だけを触って感想を語り合う」というインド発祥の寓話であるが、現在のブログやSNSはこれに近い状態だと感じている。
自分のブログは全体を伝えるところから
ブログを書くには、新しいネタと継続するためのモチベーションが必要である。特に全体像が明確でない場合は、ネタがない、時間がない、書く気が起きないなどで中断、または閉鎖してしまう。(私の経験)
今回の「職住隣接物語」は、全体構成を先に作り、書けるところから書いていくという方法をとっている。最初の全体構想から大きくずれないように全体構想を練るのに時間がかかった。
途中、AIアシスタントに投げて、作成を促したら、あっという間に構成案を作成してくれた。ただし、最初の構成案は私の意図するものとは大きく違っていたので、何度も繰り返して作り上げた。
おそらく、作成している間に、追加したり、過去記事を修正したりすることもあるかもしれない。書籍やレポートなどと違って、一度作成したら修正できないのと違うのがブログの良いところでもある。
本章の最後に「番外編:99 追加記事(新規・修正)」があるが、ここが最も多くなるかもしれない。