ブログ内の参考サイト


参考サイトについて、リンクの種類や信頼性、データの読み方の注意点を解説しています。

リンクの種類と表示方法
記事の内容によっては、数値やグラフなどを明示したほうがわかりやすいことがある。そのような場合は、参考にした記事のリンクを貼っている。
リンクの貼り方は3パターンある。
1)文章中の語句自体にリンクを貼る方法
2)枠付きのカードで記事とは別にリンクを貼る方法
3)参考サイトのグラフや表を直接貼る方法
最近ではPDFの記事を貼り付けているサイトもあり、このようなサイトにリンクを貼るときには「PDF」と明示するようにしている。スマホではPDFを読むのは難しいので、できればPCやタブレットで読んでほしい。
参考サイトの信頼性
参考サイトは、大きく分けて組織のサイトと個人のサイトの2つに分けられる。組織のサイトは、官公庁や大企業のサイトを参考にすることが多い。ただし、自身の不利になることは書いていない。
学者や医療関係、技術者などの専門家のサイトもしばしば参考にする。情報の特殊性は前述の大手サイトよりもあるが、一般的な資料ではないこともあるので客観性に欠けることもある。
上記2つは信頼できるサイトなのだが、個人が作成するサイトは、自分のことを棚に上げてではあるが、いくつかのサイトで確かめなければならないこともある。つまり主観なのか、主張なのか、それとも感想なのかを読み取れればいい。
私も使うのだが、個人のサイトでは文末が「~かもしれない」となっていることがある。これを断定しているとは勘違いしてはいけない。個人のサイトから得た情報は、必ず確認をとるようにしている。
データの読み方と注意点
グラフや表を見るときも注意しなければならないことがある。1つめは、数値と割合(%)の違いである。例えば10が11に変わっても10%の増加になるが、100が101になっても1%の増加でしかない。
2つめはグラフを見るときに、メモリの原点がゼロからではなく、途中から始まっている場合がある。例えば急激な変化があるように見えても、全体をみればわずかな違いでしかない場合もある。
3つめは調査の母数である。前述の割合と同じで、調査対象が100人の場合と10000人の場合では後者のほうが信頼性は高い。また、年齢や性別、地域性などのバランスも加味しなければならない。
定性的表現の解釈
数値と割合という2つの見方の他に、よく使われるのが形容詞や副詞がある。高い、低い、急激に、ゆっくりとなどは、基準が曖昧で主観によるので必ず数値で確認すべきだろう。
また、基準を平均と比べる場合が多々あるが、平均は総数の偏りを考慮できないので、一概に平均値を基準にするのが妥当とは言い切れない。例えば、日本の収入や所得の平均値は、人口の多い世代の傾向が反映されていると考えられる。
同じように、景気が良い悪いも業界によって様々なはずであるし、大企業と中小企業によっても景況感は異なる。事実に対する観察と感想の違いには注意すべきである。